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果物のようなフルーティスタイル」
コンパスボックスのウイスキーのブレンディングを全て一人で手がけるジョン・グレイサー氏は、あのジョニーウォーカーのグローバルマーケティングディレクターとして活躍していました。しかし自分自身のウイスキーを作りたいという情熱が高まり、2000年にコンパスボックスウイスキー社を立ち上げるに至ったのです。彼が試みたのは、今までに無いアイデアで新しいスタイルのウイスキーを作り上げること。アメリカ人である彼はロンドンに拠点を移しウイスキー作りを「アート」に見立て、最高の作品を作るべく日々ブレンディングに取り組みました。「オーチャードハウス(果樹園)」はその商品名が示す通り、果樹園にある様々なフルーツをイメージして樽を選び、ブレンドしました。
 
残念ながら昨年一線を退いたジョン・グレイサー氏に代わり、新しいウイスキーメーカーとなったジェームス・サクソン氏と共にレシピを考え、実現したのがこの「オーチャードハウス キュレイテッド(選ばれた、の意)カスク」です。定番品のフルーティなスタイルが多くの支持を頂いている状況から、この日本向け限定品では、定番品のスタイルを残しながらもよりフルーティにすべく、それぞれの蒸留所及び熟成した樽の構成はほぼそのままながら、通常より平均熟成を長くしました。度数も46%より高い50%で瓶詰め、日本市場だけのオリジナルレシピのオーチャードハウスが誕生しました。
 
使用しているモルトはリンクウッド蒸留所のファーストフィルバーボン樽34.1%、クライネリッシュ蒸留所のファーストフィルバーボン樽41.1%、グレンマレイ蒸留所のファーストフィルバーボン樽10.4%、アベラワー村にある蒸留所のファーストフィルオロロソシェリー樽9.7%、ハイランドモルトブレンドのトーストしたカスタムフレンチオーク樽.2.4%、カリラ蒸留所のファーストフィルバーボン樽2.3%です。
色は綺麗なゴールデン。
香りはアップル、瑞々しい洋梨、バニラ、アップルティー。
味はワクシー、洋梨、アップルキャンディー、フラワリー、ハニー&バニラ、柑橘ピールのビター。
フィニッシュは僅かなスモークと茶葉の豊かなビターが続きます。
よりキャッチーなフルーティさを残しながらボディを豊満にすることを追求し、試行錯誤の中、加水50%は決まりました。更にスタンダード品と比べ平均熟成年数が長いことで、フルーティでありながら飲み応えのあるボディに仕上がっています。

コンパスボックス オーチャードハウス キュレイテッドカスク ブレンデットモルト 日本限定 50% 700ml

¥11,700価格
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