
徳島の小さなバーから、
世界水準の目利きへ。
徳島市の歓楽街・栄町。数え切れない看板が灯る夜の街の一角で、ひとりのバーテンダーが27年かけて1,000種以上のウィスキーと向き合ってきました。これは、その積み重ねの物語です。
「人気の銘柄」と「いま飲むべき銘柄」は、別物だ——。27年カウンターに立ち続けてきたバーテンダーが、その違いを語れるようになるまでの道のり。Bar Kohnoが扱う一本一本には、必ず「いま選ぶ理由」があります。

夜の街・栄町で。
徳島市・栄町。県内外から人が集まる、飲食店がひしめく徳島随一の繁華街です。無数の看板の中で選ばれ続けるには、確かな一杯を出し続けるしかない。Bar Kohnoは、そんな街の一角で1999年に小さなカウンターから始まりました。
「立地で選ばれる店ではない」——だからこそ、わざわざ足を運んでもらえる理由が必要でした。それが、ウィスキーへの徹底したこだわりです。流行りの銘柄を並べるのではなく、一本ずつ自分の舌で確かめ、お客様の表情を見ながら選び続ける。地方の小さなバーが世界の樽と向き合うという、少し無謀な挑戦が、ここから始まりました。
「これだけ店がひしめく街ですから、いいものを置くしかなかった。中途半端な一本を出せば、二度目は来てくれませんから。」

アジアの頂点に立った夜。
転機は2007年に訪れます。店主・鴻野良和は、アジア規模のカクテルコンペティションで優勝。地方の小さなバーのバーテンダーが、アジアの舞台で頂点に立ちました。
勝因は、奇をてらった技ではありません。素材の個性を正確に読み、最も活きる組み合わせを選ぶ——日々カウンターで磨いてきた「目利き」と「バランス感覚」そのものでした。この経験が、後の樽選びの礎になります。一杯のカクテルも、一本のウィスキーも、本質は同じ。「どう組み合わせ、どう引き出すか」なのだと。
「賞は、ゴールじゃなかった。あの夜から、もっと深くウィスキーを知りたくなったんです。」

1,000種を、自分の舌で。
受賞のあと、鴻野はさらにウィスキーの世界へ深く分け入っていきます。スコットランド、アイラ、そして日本の新世代蒸溜所。世界中の蒸溜所と樽を訪ね、自らの舌で確かめた銘柄は、現役で提供してきたものだけで1,000種を超えました。
同じ蒸溜所でも、樽が違えば表情はまったくの別物になる。ボウモア一つとっても、ヴィンテージごとに、樽ごとに、まるで人格が違う。その差異を語れるのは、カタログの数字ではなく、実際に注ぎ、味わい、お客様に出した経験だけです。Bar Kohnoのコレクションは、そうして選び抜かれた樽の延長線上にあります。
「数字や評価点では選びません。自分が飲んで震えたものしか、お客様には出せない。」

目利きという仕事。
「目利き」とは何か。それは、1,000本以上を実際にカウンターで提供し、お客様の表情の変化を見続けてきた、27年の経験そのものです。私たちが店頭やオンラインで扱うのは、鴻野が「いま、本当に飲んでもらいたい」と判断した樽だけ。
だからBar Kohnoの一本には、必ずバーテンダー視点のコメントが添えられます。どんな時間に、どんな気分で、どんな温度で飲んでほしいか。蒸溜所のスペック表には書かれていない、カウンターで磨かれた言葉です。商品ページの「バーテンダー視点」ボックスこそ、私たちが最も大切にしている差別化の核です。
- キングスバリー社・信濃屋等とのプライベートカスク選定
- 全商品にバーテンダー視点のテイスティングコメントを付与
- 本店カウンターでの提供実績に基づくセレクション
27年の、おもな歩み。
地方の小さなバーが、世界の樽と向き合ってきた四半世紀余り。その節目を、簡潔に。
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1999
Bar Kohno 創業
徳島市・栄町にカウンターをオープン。流行に流されず、一本ずつ選ぶスタイルを確立。
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2007
アジアカクテルコンペティション優勝
店主・鴻野良和がアジア規模のカクテルコンペティションで頂点に。素材の目利きとバランス感覚が評価される。
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2010s
シングルカスクの選定を本格化
キングスバリー社・信濃屋等とともにプライベートカスクの選定を開始。ボトラーズ商品の取り扱いを拡大。
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2020s
ジャパニーズクラフトへの注力
厚岸・イチローズ等、日本の新世代蒸溜所をいち早く評価。Bar Kohnoオリジナルの徳島すだちジンも誕生。
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2024
創業25周年・記念ボトルを選定
25周年を記念し、Glenfarclas 2010 をはじめとする周年ボトルを蒸溜所とともに選定。1,000種を超える提供実績に到達。
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2026
オンラインストアを刷新
目利きの世界を、店頭に来られない方へも。バーテンダー視点を軸にしたECサイトとして再出発。
あなたの一本を、
目利きと一緒に。
27年の経験が選んだ樽を、いまあなたのもとへ。物語は、ここから続きます。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。


